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人生100年時代を迎えつつある今、「長い老後」への不安が高まっています。備え方や暮らし方を探ります。

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陶芸で心穏やかに こねるだけでもいい

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器を作る白子千恵乃さん=東京都江戸川区で
器を作る白子千恵乃さん=東京都江戸川区で

 <くらしナビ ライフスタイル>

 指先の細やかな動きに合わせて、土の塊がゆるやかに形を変えていく。陶芸はシニア世代に人気の生涯学習の一つだ。一体何が魅了しているのだろうか。

 ●自然に触れる感覚

 ビルの一室に入ると、パンパンッと土をこねる音が耳に飛び込んできた。東京都江戸川区の「陶芸工房 たびびとの木」。数人の男女が、真剣に目の前の粘土と向き合っている。

 その中の一人、白子千恵乃さん(76)は陶芸歴16年。以前子どもと旅行先で体験した陶芸が忘れられず、公務員を退職後に「たびびとの木」の門をたたいた。「最初はおしゃべりに来ていた」と笑うが、思うように作品が作れるようになってくるのと比例するように、陶芸にのめり込んでいった。今では週に3回、黙々と土に向き合う。「ここに来ると決めると、一日の予定が立てやすいですし、元気でいられる。集中できて認知症予防に…

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