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(第24節・6日)
特別な日に広島が劇的な形で勝利を手にした。黙とうで始まった「原爆の日」の試合で、均衡を破ったのは途中出場した育成組織出身の川村。22歳でのJ1初ゴールに「チームがきつい状況の中、絶対に自分が決めてやるという気持ちで臨んだ。何よりこのクラブで取ることができて、すごくうれしい」と目を潤ませた。
押し込まれていた後半38分、ピッチへ送られた。中盤の左に入ってすぐに自陣でボールを触り、味方に預けて勢いよく前へ。右折り返しをゴール前で待ち受けると、利き足と逆の右で合わせた。出場からおよそ20秒。苦しむチームを見事に救い「人生で一番うれしかった」と感慨に浸った。
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