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高校野球物語2022夏

日本文理の最速150キロ右腕は学年2位の優等生 夏の甲子園

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第103回大会で力投する日本文理の先発・田中晴也=阪神甲子園球場で2021年8月20日、平川義之撮影
第103回大会で力投する日本文理の先発・田中晴也=阪神甲子園球場で2021年8月20日、平川義之撮影

 「世代最強」の呼び声が高い右腕が登場する。夏の甲子園に3大会連続で出場する日本文理(新潟)のエース・田中晴也(3年)だ。今夏の新潟大会で最速150キロをマークした。「世界で活躍する投手になりたい」と大きな夢を描く18歳には、意外な一面もある。

敗戦から学ぶ力

 186センチ、92キロの堂々とした体格で、腕の振りはしなやか。力感のないフォームからぐっと伸びのある直球を投げ込むため、打者は打ちにくいだろう。今夏の新潟大会で自己最速を2キロ更新する150キロを記録した。「今までにない感覚だった。全部がつながるような……」。球場のスピードガンを見る前から最速更新を予感できた。

 夏の甲子園は前回も背番号「1」で出場したが、ほろ苦いデビューだった。初戦の2回戦で、敦賀気比(福井)打線に8回8失点と打ち込まれた。「どこに投げても打たれる気がした。1イニング、1イニング、最少失点で抑えることで精いっぱいだった」。悔しさが募ったが、それだけで終わらせない。「カウントを取るための変化球を打たれた。変化球を磨かないと上では通用しない」。自身を客観視する力、そして論理的な課題解決力。…

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