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第104回全国高校野球選手権

第104回全国高等学校野球選手権大会(8月6日開幕)の特集サイトです。

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ピンチで光った「インスラ」 鳴門エースに悔いなし 夏の甲子園

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【鳴門-近江】力投する鳴門の先発・冨田=阪神甲子園球場で2022年8月7日、中川祐一撮影
【鳴門-近江】力投する鳴門の先発・冨田=阪神甲子園球場で2022年8月7日、中川祐一撮影

 第104回全国高校野球選手権大会は第2日の7日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で1回戦があり、鳴門(徳島)は今春センバツで準優勝した近江(滋賀)に2―8で逆転負けした。

 鳴門の左腕・冨田遼弥は、一切迷わなかった。1点リードの四回1死満塁の危機。近江の粘っこい右打者が2人続いた場面で、決め球に選択したのはともに内角スライダーだった。懐を鋭くえぐり、2者連続三振に仕留めると、グラブをたたいてほえた。

 少しでも指先が狂えば押し出し死球の恐れがある。それでも冨田は「怖さはなかった」。ブルペンではいつも、捕手の土肥憲将にミットをボール半個分から1個分、右打者の内角側に構えてもらい、スライダーを投げ込んでいた。ピンチの場面を想定し、何度も、何度も。「生命線」と語る、2年半の結晶といえる球だった。

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