特集

第104回全国高校野球選手権

第104回全国高等学校野球選手権大会(8月6日開幕)の特集サイトです。

特集一覧

高校野球物語2022夏

あの夏、僕は甲子園でパイナップルの質問を受けた 名将が語る沖縄

  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷
1968年夏の甲子園の準々決勝の盛岡一-興南戦で、本塁に向けて滑り込む現役時代の我喜屋優さん(右)
1968年夏の甲子園の準々決勝の盛岡一-興南戦で、本塁に向けて滑り込む現役時代の我喜屋優さん(右)

 今夏の甲子園に出場した興南(沖縄)の我喜屋優(がきや・まさる)監督(72)は沖縄の本土復帰前の1968年夏、興南の主将として沖縄勢初のベスト4に進んだ。本土復帰50年の今年、甲子園に「どうしても出たかった」。春夏連覇も達成した名将は、節目の夏に何を思ったのか。

「パイナップルの実は上になるのか」

 第50回大会だった68年は、甲子園に移動するだけで一苦労だった。沖縄から鹿児島に船で移動した後、夜行列車で関西にたどり着いた。本土への渡航にパスポートも必要だった。ようやく到着すると、報道陣などから「頑張ってね」と声を掛けられたが、励ましの裏側に「1回戦で負けるでしょう」という空気を感じた。沖縄勢はそれまで甲子園で1勝だけで、「判官びいき」のようだった。

 当時の報道陣から浴びせられた質問には驚かされた。「日の丸を見…

この記事は有料記事です。

残り1246文字(全文1604文字)

関連記事

あわせて読みたい

マイページでフォローする

ニュース特集