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広島・長崎原爆

1945年8月、広島・長崎へ原爆が投下されました。体験者が高齢化するなか、継承が課題になっています。

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「今こそ、核の傘からの価値観転換を」 被爆者代表の「誓い」全文

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被爆者代表として「平和への誓い」を読み上げる宮田隆さん=長崎市の平和公園で2022年8月9日午前11時14分、平川義之撮影
被爆者代表として「平和への誓い」を読み上げる宮田隆さん=長崎市の平和公園で2022年8月9日午前11時14分、平川義之撮影

 被爆77年の長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典が始まった。式典には米英中仏印、イスラエルの核保有6カ国など過去最多の83カ国が参列。

 被爆者代表の宮田隆さん(82)=長崎県雲仙市=が今年の「平和への誓い」を読み上げた。全文は次の通り。

 まず初めに、ウクライナでの多くの犠牲者に心から追悼の意を表します。容赦ない無差別攻撃は、77年前の無実の長崎市民が体験した原爆投下と重なります。断じて許せません。

 今年2月24日、ウクライナに鳴り響く空襲警報のサイレンは、あのピカドンの恐怖そのものでした。77年前の8月9日、長崎に投下された原子爆弾の爆風によって、爆心地から2・4キロの自宅にいた5歳の私の小さな体は、8畳間から玄関口まで吹き飛ばされ、母親の胸の中で目覚めました。今もあの時の母親の胸の鼓動が耳に残っています。

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【広島・長崎原爆】

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