「青い目の人形」秘話、紙芝居に 友好の証し軍命に反し保管

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山武市立成東小学校に保管されている青い目の人形=同市で2022年8月1日午後2時、古賀三男撮影
山武市立成東小学校に保管されている青い目の人形=同市で2022年8月1日午後2時、古賀三男撮影

 昭和初期に米国から友好の証しとして全国の小学校などに贈られ、千葉県山武市立成東小学校に今も残る「青い目の人形」の秘話が紙芝居になった。太平洋戦争時に「敵国製品」として軍部から焼却を命じられたが、忍びなく思った女性教員が校内でひそかに保管。この教員の長女で、自身も戦後に同校で教べんを執った並木久栄さん(75)=同市=が「人形を巡る歴史を語り継ぎたい」と仲間とともに紙芝居にした。【古賀三男】

 並木さんが初めて人形の存在を知ったのは、小学校高学年の時。当番で旧校舎の宿直室を掃除していたところ、押し入れで人形を見つけた。同校の教員だった母久子さん(故人)に自宅で話したところ、「誰にも言わないで」と戦時中の秘話を打ち明けられけた。

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