2050年の世界、どう養う? 高校生が模擬国連 英語で討論 さいたま /埼玉

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さいたま市模擬国連で決議案の投票に臨む高校生たち=さいたま市で2022年8月4日、山崎恵利花撮影
さいたま市模擬国連で決議案の投票に臨む高校生たち=さいたま市で2022年8月4日、山崎恵利花撮影

 さいたま市内の高校生が国際問題について英語で討論する「さいたま市模擬国連」が、市立大宮国際中等教育学校(さいたま市大宮区)で開かれた。

 国連の議事進行を模して国際的課題の解決策を探る取り組みで、今回の議題は「2050年の世界をどう養うか」。市内外の高校生ら約30人が参加し、2日から3日間の日程で話し合い、最終日の4日は決議案をまとめ、採択した。

 参加者は割り振られた国の代表として、他国の立場に考慮しつつ自国の主張を述べ、多角的視点で国際問題を学ぶ。議論の結果、決議案には「畜産物の生産には多くの水が必要。水不足解決のため培養肉などの代替肉を生産する」「全ての国が協力して技術開発し、それを自由に使用できる一つの組織を設立する」などが盛り込まれた。

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