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投下直後の救護所、負の側面も伝える 広島・高校生が描く「原爆の絵」展覧会 有楽町であすから /東京

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展示予定の「被爆した負傷者が逃げ込んだ旧陸軍被服支廠の倉庫」(岡田友梨さん作)=広島平和記念資料館所蔵
展示予定の「被爆した負傷者が逃げ込んだ旧陸軍被服支廠の倉庫」(岡田友梨さん作)=広島平和記念資料館所蔵

慰霊、継承 若い世代と

 広島の高校生が、被爆者の体験談をもとに原爆投下後の光景を描いた「原爆の絵」の展覧会が、14日から千代田区有楽町2の東京交通会館1階のギャラリー「パールルーム」で始まる。都内での開催が4年目の今回は、ロシアのウクライナ侵攻で核への危機感が改めて高まった中での展示となる。実行委員会の担当者は「77年前の広島で何が起きたか、絵画作品から感じ取って改めて考えてほしい」と話している。

 広島市立基町高校では、2007年から、美術を専門に学ぶ生徒たちが被爆者への聞き取りを重ね、広島の街と市民を襲った原爆の実相を絵画作品にする取り組みを続けている。これまでに約200点が完成、平和教育などの機会に活用されている。

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