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日本維新の会の初の代表選が14日告示され、3氏が立候補を届け出た。結党以来、党を事実上率いてきた「創業者」の松井一郎代表の後任を選ぶ選挙戦で、その結果は揺れ動く維新の今後の路線を左右し、政界全体にも影響を与える。
立ち位置変えながら党勢維持
「ポスト松井」を狙う3人のうち、「松井路線」の継承を掲げ、選挙戦を優位に進めるのが馬場伸幸共同代表(57)だ。元堺市議で、松井氏らが2010年に結成した地域政党・大阪維新の会に参加。12年に衆院議員へ転身し、党幹事長や共同代表を務めた。「自民党と対峙(たいじ)できる、政権を担える政党に成長させたい」と意気込む。
これに対し、足立康史国会議員団政調会長(56)は経済産業省出身で衆院議員4期目。国会議員も地方議員も横並びとなる集団指導体制への党改革を掲げる。最年少の梅村みずほ参院議員(43)は当選1期の元フリーアナウンサー。唯一の女性候補者で「女性層や若年層に党の理念や可能性を広く示したい」と語る。
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