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ウクライナ侵攻

ロシア軍がウクライナに侵攻。米欧や日本は対露制裁を決めるなど対立が先鋭化しています。

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ウクライナ侵攻、シベリア抑留者の死亡者特定にも暗雲

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シベリア抑留の実態解明を進めるように訴える元抑留者の西倉勝さん(左端)=東京都千代田区の衆院第2議員会館で2022年8月8日午後5時28分、栗原俊雄撮影
シベリア抑留の実態解明を進めるように訴える元抑留者の西倉勝さん(左端)=東京都千代田区の衆院第2議員会館で2022年8月8日午後5時28分、栗原俊雄撮影

 ロシアによるウクライナへの軍事侵攻の影響で、第二次世界大戦後のシベリア抑留で犠牲になった日本人の身元を特定する国の業務が滞っている。各国によるロシアへの経済制裁のため、特定に不可欠な資料が半年近くもロシアから提供されていない。仲間を失った元抑留者は一刻も早い侵攻の停止を求めている。

 厚生労働省によると、シベリア抑留による犠牲者は約5万5000人と推計される。ただ資料が乏しいことから全容は不明で、死亡したと特定できたのは7割あまりの4万768人にとどまる。

 同省は、1991年の旧ソ連との協定に基づきロシア側から提供される収容者名簿などの資料と、旧日本軍の資料とを突き合わせる。こうして犠牲者を特定できれば、遺族に死亡日や埋葬場所を伝えている。地道な作業となり、2021年度に特定したのは143人だった。

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【ウクライナ侵攻】

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