語り部活動「あと5~10年」 戦後77年、記憶継承難しく

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戦時中に使われた物を見せながら、平和な未来を願って語り続ける黒田権大さん=兵庫県姫路市延末の市立手柄小で、阿部浩之撮影
戦時中に使われた物を見せながら、平和な未来を願って語り続ける黒田権大さん=兵庫県姫路市延末の市立手柄小で、阿部浩之撮影

 第二次世界大戦の終戦から15日で77年を迎える。戦禍の記憶継承が年々難しくなる中、戦争を知る世代の人たちはあと何年、自身の体験を語ることができるのか。空襲などで民間人1万人以上が亡くなった7都府県の語り部団体に取材したところ、半数が「あと5年」と回答した。残された時間が少なくなる中、活動を次の世代に引き継ぐ取り組みも行われているが、先は見えない。

 東京大空襲・戦災資料センター(東京都江東区)などの資料によると、1万人以上が亡くなったのは東京、愛知、大阪、兵庫、広島、長崎の6都府県。これに地上戦で住民約9万4000人が犠牲になった沖縄県を加えた。取材したのは、平和資料館などが主宰する各都府県で最大規模の8団体(東京都2団体、6府県は各1団体)。回答は文書で得た。

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