六大学グライダー競技会を歓迎 熊谷の空、聖地に 実機展示やトークショー 市民有志 /埼玉

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ラグビーの聖地に舞い降りたグライダー。左端が臼杵健さん=埼玉県熊谷市で2022年8月14日、隈元浩彦撮影
ラグビーの聖地に舞い降りたグライダー。左端が臼杵健さん=埼玉県熊谷市で2022年8月14日、隈元浩彦撮影

 ようこそ、熊谷の空へ! 熊谷・利根川河川敷の妻沼グライダー滑空場で開かれる「第25回東京六大学対抗グライダー競技会」(8月30日~9月4日)を盛り上げようと、市民有志による歓迎イベントが熊谷市の熊谷ラグビー場などであった。

 14日、市内は台風一過の青空が広がり、イベントは大勢の市民でにぎわいを見せた。なかなか見る機会のない実機が展示され、六大学の主将らのトークショー、チアリーディングなどが繰り広げられた。熊谷駅コンコースでは、大学応援団による迫力のエール交換が行われた。

 主催は熊谷ラグビー合唱団。2019年のワールドカップで、各国の国歌を歌って盛り上げる運動の先頭に立った。代表の臼杵健さん(46)を中心に、ラグビーロードの清掃活動など熊谷を活気づけようと、さまざまな活動に取り組んでいるが、グライダー関連イベントは初の取り組みだ。臼杵さんは「熊谷ラグビー場と同様、滑空場もグライダー競技の『聖地』と呼ばれています。二つの聖地で、熊谷のまちを上昇気流に乗せていきたい」…

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