蝉丸祭る神社、老朽化で窮地 修復に向け2度目のCF開始へ 大津

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老朽化で雨が漏るため、ブルーシートなどで覆われた関蝉丸神社下社を背景に、CFを募る川戸良幸さん(左)と橋本匡弘宮司=大津市逢坂1の同神社で2022年8月17日午後2時42分、菅健吾撮影
老朽化で雨が漏るため、ブルーシートなどで覆われた関蝉丸神社下社を背景に、CFを募る川戸良幸さん(左)と橋本匡弘宮司=大津市逢坂1の同神社で2022年8月17日午後2時42分、菅健吾撮影

 老朽化で雨漏りなどが発生している芸能の神社、関蝉丸神社下社(せきせみまるじんじゃしもしゃ)(大津市逢坂1)は修復に向けて2度目のクラウドファンディング(CF)に挑戦する。1250万円を目標にCFサイト「レディーフォー」で22日から11月9日まで募る。同神社復興支援奉賛会の川戸良幸会長(67)は「由緒ある神社を世代を超えてつなぎたい」と話す。

 同神社は822(弘仁13)年の創建とされ、今年で鎮座1200周年を迎え、10月に大祭を予定している。最も古い建物は江戸中期~後期のものとみられ、神体を祭る本殿、舞などを奉納する幣殿(へいでん)、それらを囲う回廊からなり、珍しい建築様式とされる。

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