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今夏に入って、成田空港を拠点に運航する格安航空会社(LCC)が相次いでユニークな企画を打ち出している。新型コロナウイルスの影響で激減していた利用客が戻りつつある中、本格的な業績回復に向けて弾みをつけたい考えだ。【中村宰和】
◆スプリング
サウナ路線で「ととのえて」 佐賀行き、10月29日まで
サウナ好きを呼び込もうと、日本航空グループの「スプリング・ジャパン」(成田市)は5日、人気のサウナが数多くある佐賀県と結ぶ成田―佐賀線を「サウナ路線」と命名し、サウナにちなんだ期間限定のサービスをスタートさせた。10月29日まで。
成田空港の搭乗口ではこの日、係員が「入り方はサウナ→水風呂→外気浴を繰り返す」など手書きのメッセージを添え、乗客に初便限定の搭乗証明書を手渡した。機内では、客室乗務員(CA)がオリジナルのサウナハットとTシャツ姿でサービスした。「佐賀には魅力的なサウナ施設が数多くある。この機会に足を運んではいかがでしょうか」と機内アナウンスし、血行不良を防止するため「ととのえ体操」と名付けた体操をしてみせた。
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