宇宙旅行の保険開発へ JAXAと三井住友海上「不安減らす」

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2021年9月、米フロリダ州のケネディ宇宙センターから打ち上げられるスペースXの宇宙船クルードラゴンを搭載したロケット。民間人だけの地球周回旅行は世界初となる=UPI共同
2021年9月、米フロリダ州のケネディ宇宙センターから打ち上げられるスペースXの宇宙船クルードラゴンを搭載したロケット。民間人だけの地球周回旅行は世界初となる=UPI共同

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)と三井住友海上火災保険は、将来的に宇宙旅行の需要が高まることを見据え、保険商品の開発に乗り出す。民間人の宇宙旅行は、ごく限られた人のみが経験しているが、一般化するまでに商品化を目指す。病気やけが、物品破損の補償など既存の旅行保険のような形に加え、出発前や帰還後の身体変化の補償も検討している。

 JAXA側は宇宙滞在中や訓練時の事故や原因などの情報を提供、三井住友海上がリスク評価やニーズをくみ取る。昨年、宇宙空間に滞在した民間人は計29人で、初めて宇宙飛行士の数を上回った。

 損保関係者によると、宇宙に関連する保険は、これまでロケットの打ち上げや軌道上の衛星に対する物的損害を補償するものが中心で、一般人向けの旅行保険のような形はまだないという。

 開発担当者は「誰もが…

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