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ミャンマークーデター

ミャンマー国軍がクーデターを起こし、アウンサンスーチー氏らを拘束。市民や国際社会からは抗議と批判が相次いでいます。

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国連特使、クーデター後初のミャンマー入り 国軍司令官と会談

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ミャンマーのヤンゴンの街中=2022年2月1日、高木香奈撮影
ミャンマーのヤンゴンの街中=2022年2月1日、高木香奈撮影

 ミャンマー問題を担当する国連のヘイザー事務総長特使が17日、首都ネピドーでミンアウンフライン国軍最高司令官と会談した。暴力の即時停止などを求めたとみられる。国軍側はヘイザー氏との会談によって統治の正当性をアピールしたい考え。国軍に抵抗する民主派からは疑問の声が出ている。

 昨年2月に国軍がクーデターで実権を掌握して以降、国連特使のミャンマー入りは初めて。現地メディアが17日夜、会談の様子を撮影した写真を報じた。

 国軍のゾーミントゥン報道官は17日の記者会見で、ミンアウンフライン氏がヘイザー氏と「ミャンマー政府の代表として会う」と強調した。AP通信によると、民主派勢力の国民統一政府(NUG)の副外相は「今は適切な時期ではない。国軍を(政権として)認識しないよう細心の注意をすべき時だ」と懸念を示した。

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【ミャンマークーデター】

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