1人夜勤、常態化 名古屋の障害者施設、30代職員が倒れ死亡 /愛知

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ケア労働者らが集い、職場の環境改善を訴える場で、福祉の現場での「ワンオペ夜勤」をなくそうとマイクでアピールする加藤弘高さん=名古屋市中区で
ケア労働者らが集い、職場の環境改善を訴える場で、福祉の現場での「ワンオペ夜勤」をなくそうとマイクでアピールする加藤弘高さん=名古屋市中区で

 2020年11月、名古屋市にある障害者の短期入所施設で働く30代後半の男性が命を落とした。1人での夜勤業務中に倒れ、発見されたのは朝だった。この死をきっかけに福祉の現場の環境改善を求める動きは加速している。【加藤沙波】

「あと一人いれば」

 男性は午後5時に勤務を開始し、翌日午前9時、施設入所者を迎えに来たヘルパーに発見された。死因はくも膜下出血だった。

 男性が倒れたとき施設には2人の入所者がいた。1人は肢体不自由で知的障害があり、男性が倒れた時の大きな物音を聞いていたようだが、何が起きたのか理解していなかった。もう1人は重い知的障害があり、ヘルパーが到着した時には部屋の隅で不安そうにうずくまっていたという。

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