画家の夫、支えて・後押しされて 名古屋の画廊で没後作品展

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「ギャラリーA・C・S」オーナーの佐藤文子さん=名古屋市中区で
「ギャラリーA・C・S」オーナーの佐藤文子さん=名古屋市中区で

 名古屋市内に画廊「ギャラリーA・C・S」を構えて33年。その真っ白な壁を飾るのは、オーナーの佐藤文子さん(78)が自ら選んだ作家の作品だけ。現在は3年前に急逝した夫で画家、市橋安治さんの作品展を開催中だ。半年前に大病を患い画廊の存続に迷いもあったが、今は「好きな絵を展示し続けたい」との思いをかみしめている。

 夫との出会いは24歳、名古屋市内の美術専門学校だった。高校卒業後、大手食品メーカーのデザイン室に就職。恵まれた職場環境だったがどこか満たされず、専門学校で夜間、油絵を学んだ。「商品を買わせるのための広告デザインが嫌になり、純粋な芸術に憧れたんです」

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