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群馬県の人口減少に伴い、県独自の郷土かるた「上毛かるた」の県民数を示す札「力あわせる二百万」が変更される可能性が高まり、かるたの著作権を持つ県が気をもんでいる。県人口が190万人を下回れば、県は札を「百九十万」に初めて下方修正する方針で、かるたが育んできた県民の郷土愛と誇りにも影響が出かねないためだ。
上毛かるたが最初に発行された1947年、札は「力あわせる百六十万」だった。その後の高度経済成長期には県人口が右肩上がりで増え続け、73年に「百七十万」、77年に「百八十万」、85年に「百九十万」、93年に「二百万」に変更した。
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