炎天下の荷台コンテナから運転手救出 非常ブザーで、86歳駆けつけ

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伊万里署で感謝状を受け取った大屋博茂さん(左)と大久保剛巡査部長=佐賀県伊万里市で2022年8月23日午前9時40分、峰下喜之撮影
伊万里署で感謝状を受け取った大屋博茂さん(左)と大久保剛巡査部長=佐賀県伊万里市で2022年8月23日午前9時40分、峰下喜之撮影

 炎天下に荷台コンテナに閉じ込められた運転手の30代女性を救出したとして、佐賀県警伊万里署は23日、有田町の大屋博茂さん(86)に感謝状を贈った。自宅でテレビを視聴中に非常ブザーを聞き逃さず、同署大山駐在所に通報した。黒木昭彦署長(59)は「発見がもう少し遅れていれば、女性の命にかかわる取り返しのつかない事態だった。人命救助に当たった功労は多大だ」とたたえた。

 大屋さんは8月2日午後1時40分ごろ、「キーン」とブザーが鳴り続けていることから自宅を出て、日中は家人が不在の隣家にエンジンをかけたまま停車している軽トラックに気付いた。

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