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「都会の劇場に出る気持ち」 宝塚歌劇とシアター・ドラマシティの縁

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シアター・ドラマシティ30周年記念コンサート「Dramatic City“夢”」に出演する麻路さき(右)と稔幸=大阪市北区で2022年7月20日、水津聡子撮影
シアター・ドラマシティ30周年記念コンサート「Dramatic City“夢”」に出演する麻路さき(右)と稔幸=大阪市北区で2022年7月20日、水津聡子撮影

 元タカラジェンヌが「都会の劇場に出る気持ち」と形容するステージが、大阪の中心地にある。

 今年で開場30周年を迎える「シアター・ドラマシティ」(大阪市北区)は、80作以上を上演してきた宝塚歌劇団にとっても縁の深い劇場だ。9月にはOGらによる記念コンサートも開かれる。出演者で、在団中から舞台に立ってきた元星組トップスターの麻路さきと稔幸(みのるこう)は「隅々まで生の良さが行き渡る」「お客様との距離が心地よい」と魅力を語り、数々の思い出も明かした。

大劇場より小さくバウより大きい

 ドラマシティは大阪・茶屋町地区再開発の一環で、劇場「飛天」(現・梅田芸術劇場)とともに1992年に開場した。複合施設の地下にあり、客席は898席。大阪の文化の発信地として、演劇やミュージカル、コンサートなど幅広いジャンルのエンターテインメントを提供してきた。

 宝塚ともゆかりが深く、…

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