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沖縄知事選2022

辺野古移設の行方を左右する沖縄知事選は9月11日投開票。復帰50年の政治決戦を通して、沖縄の今を伝えます。

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辺野古に建設しているのは「新基地」?

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会談する安倍晋三首相(右)と沖縄県の翁長雄志知事=首相官邸で2015年4月17日午後1時33分、喜屋武真之介撮影
会談する安倍晋三首相(右)と沖縄県の翁長雄志知事=首相官邸で2015年4月17日午後1時33分、喜屋武真之介撮影

 Q:沖縄県のホームページを見ると、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の代わりに名護市辺野古の沿岸部に造られている施設を「新基地」と書いているね。

 A:政府は辺野古沿岸部で進めている工事を「米軍普天間飛行場の代替施設建設」としていますが、沖縄県は「新基地建設」としています。辺野古沿岸部に造られる施設の機能が普天間飛行場と比べ、どう変わるのかがポイントです。

 まず、普天間飛行場の現状について確認しましょう。面積は約476ヘクタールで、東京ドーム約100個分に相当します。長さ2740メートルの滑走路1本があり、現在は、垂直に離着陸できるMV22オスプレイや大型ヘリコプターCH53Eなど58機が配備されています。

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【沖縄知事選2022】

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