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米航空宇宙局(NASA)などのチームは25日、火星のクレーター内で、溶岩が冷えて固まった岩に、水が作用し変成した形跡を見つけたと発表した。探査車「パーシビアランス」による撮影や組成分析の成果。水と岩が触れ合う環境は微生物の生息に向くとされ、岩石から生命の痕跡が見つかる期待が高まる。
関連の論文4本が米科学誌サイエンスと姉妹誌に掲載された。
NASAは今後、別の探査機を火星に派遣し、パーシビアランスが採集した岩石を2033年に地球に持ち帰る計画。今の火星は寒く乾燥しているが、かつては温暖で液体の水があったとみられており、岩石の年代測定をして生命の存在に適していた時期を探る。
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