コロナ下で搭乗客2人…「耐えた」 運航10年、復活目指すLCC

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地上走行するピーチ・アビエーション(手前)とジェットスター・ジャパンの機体=千葉県成田市の成田空港で2022年6月、中村宰和撮影
地上走行するピーチ・アビエーション(手前)とジェットスター・ジャパンの機体=千葉県成田市の成田空港で2022年6月、中村宰和撮影

 国内のLCCが2012年3月に運航を開始して10年を迎えた。コロナ禍から復活を目指すLCCの現在地を考える。

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 10日の成田空港。「ZIPAIR Tokyo(ジップエア トーキョー)」が運航する米ハワイ・ホノルル行きの搭乗口には、長蛇の列ができていた。お盆休みにバカンスを過ごす旅行客でにぎわう風景は、同社の創業以来初めてのことだ。

 成田を拠点に中長距離国際線を運航するジップエアは、日本航空傘下の格安航空会社として2018年7月に設立された。その歩みは新型コロナウイルス感染拡大と重なる。

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