ある日「テレビが映らない」 秋田・風力発電建設で起きたこと

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沿岸に並ぶ高さ約130メートルの風車=秋田県潟上市天王で2022年5月30日午後4時3分、猪森万里夏撮影
沿岸に並ぶ高さ約130メートルの風車=秋田県潟上市天王で2022年5月30日午後4時3分、猪森万里夏撮影

 再生可能エネルギー主力電源化実現の柱として、陸上、洋上ともに各地で導入の動きが進む風力発電。ビルにも匹敵する大きさ、さらにブレード(羽根)が回転するという特徴から、生活に欠かせないあるものに思わぬ影響を及ぼす可能性があるという。

画面にノイズ、映像見られず

 日本海に面し、水田や果樹園が広がる秋田県潟上市。人口約3万2000人で、隣接する秋田市のベッドタウンでもある。両市にまたがる海岸沿いには、約10キロにわたって高さ約130メートルの風車が計39基並ぶ。「A―WIND ENERGY」(潟上市)が北側17基、「秋田潟上ウインドファーム合同会社」(同市)が南側22基を運営している。

 2019年夏ごろ、沿岸部に住む住民から「テレビが映らない」という声が潟上市役所などに相次ぐようになった。…

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