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勝利の方程式

世界や全国で活躍する奈良県内のスポーツ選手たち。勝つための工夫や何を支えにしているのかを紹介します。

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大和のアスリートたち 堅守と信頼が生む速球 フレスコボール 岸田直也選手と松井芳寛選手 /奈良

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競技に使うラケットを持つ岸田直也選手(左)と松井芳寛選手=橿原市役所で2022年8月17日午後6時20分、川畑岳志撮影
競技に使うラケットを持つ岸田直也選手(左)と松井芳寛選手=橿原市役所で2022年8月17日午後6時20分、川畑岳志撮影

岸田直也選手(29)と松井芳寛選手(33)

 9月に開催されるフレスコボールの世界大会「IBRAアテネオープン2022」に、岸田直也選手(29)と松井芳寛選手(33)のペアが日本代表として出場する。松井選手は「応援してくれている人の思いを背負い、結果にこだわりたい」と決意を語る。

 フレスコボールは、ラケットを使ってラリーを続ける競技。対戦相手と打ち合わず、制限時間内で一定の距離を取りながら味方同士がラリーをするため「思いやりのスポーツ」とも呼ばれる。日本でも徐々にだが、広まりつつある。

 元々は社会人テニスで活躍していた岸田選手。松井選手の妻からフレスコボールに誘われ、苦手だったボレーの強化につながればと考えていた。だが始めてみると、その面白さにすっかり魅了された。急速に実力を伸ばし、19年にブラジルであった世界大会に松井選手とは別の選手と出場し、準優勝した。

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