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ともに・共生社会へ 未来をつくるSDGs

「誰一人取り残さない」はSDGsの基本理念。共生社会実現に向け、障害者や人種、環境、貧困など幅広い問題を取り上げます。

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1.5℃の約束 耕作放棄地でソーラーシェア 再生エネも農業もOK

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畑に設置されたソーラーシェアリング用の太陽光発電のパネル=千葉県匝瑳市で6月
畑に設置されたソーラーシェアリング用の太陽光発電のパネル=千葉県匝瑳市で6月

 <未来をつくるSDGs>

 耕作放棄地にソーラーシェアリング(営農型太陽光発電)を導入し、脱炭素化に向け再生可能エネルギーを生み出すとともに、農地を再生させる取り組みが千葉県匝瑳(そうさ)市で進んでいる。中心となって運営しているのは、環境問題に関心のある農家や有志でつくる発電会社「市民エネルギーちば」。1年間に約760世帯の年間消費電力量に相当する約324万キロワット時を発電して売電し、パネルの下で大豆や麦などを栽培。炭素をより土中にためる栽培方法にも挑戦している。

 耕作放棄地を借り、事業を始めたのは8年前。自治体の許可を得て、畑に支柱を立てて太陽光パネルや機材を設置した。パネルは太陽の光が入りやすいよう長さ2メートル弱、幅約35センチと細長い。パネルを設置する支柱の高さはトラクターが入れるよう3メートルほどある。パネルによる遮光率を3分の1程度に設定し、時間帯によって日が差す場所が変わるため畑全体に満遍なく光があたる。

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