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ウクライナ侵攻

ロシアによるウクライナへの軍事侵攻から1年。長期化する戦闘、大きく変化した国際社会の行方は……。

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ロシア、余った天然ガス焼却か 「欧州の依存脱却の効果」推測も

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天然ガスを燃やしたとみられる炎=ロシア・ポルトバヤで2022年8月26日、ロイター
天然ガスを燃やしたとみられる炎=ロシア・ポルトバヤで2022年8月26日、ロイター

 欧州各国がロシア産天然ガスへの依存脱却を進める中、ロシアが余った天然ガスを焼却処分している可能性が浮上している。フィンランド国境に近く、ロシア北西部サンクトペテルブルクに近い都市ポルトバヤで6月以降、天然ガスを燃やしたとみられる炎が近隣住民に目撃されたり、人工衛星で確認されたりしている。英BBCが26日に報じた。

 炎が確認されているのは、ロシアとドイツを結ぶ天然ガスパイプライン「ノルド・ストリーム」のロシア側施設付近。国境を挟んでフィンランド側の住民が6月以降、空高く上がる炎を目撃しているほか、施設から膨大な熱が放出されているのを複数の研究者が確認した。ノルウェーの民間調査機関「ライスタッド・エナジー」は、日量434万立方メートルのガスが燃やされていると分析している。1日に燃やされているガスを金額に換算す…

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