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ウクライナ侵攻

ロシアによるウクライナへの軍事侵攻から1年。長期化する戦闘、大きく変化した国際社会の行方は……。

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砲撃続く原発「重大事故ならロシアにも被害」 ウクライナが警告

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ザポロジエ原発=ウクライナ南部ザポロジエ州で2022年8月22日、ロイター
ザポロジエ原発=ウクライナ南部ザポロジエ州で2022年8月22日、ロイター

 ウクライナ南部にある欧州最大のザポロジエ原発周辺では26~27日、砲撃が相次いだ。原発施設が直撃を受け、放射性物質漏えいなどの重大な事故が起きる懸念が強まっている。ウクライナとロシアは互いに双方が砲撃したと非難し合っている。

 ウクライナ国営原子力企業エネルゴアトムは28日、原発で29日に重大事故が起きた場合の放射性物質の拡散予測地図を発表。同国南部だけでなく、ロシア南部にも被害が及ぶと警告した。

 米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)によると、今週にも国際原子力機関(IAEA)の専門家チームが同原発を訪問する見通し。チームはグロッシ事務局長ら14人。米英は含まれていないものの、ウクライナを支持するポーランドやリトアニアから参加。ロシア寄りとの見方がある中国やセルビアの専門家もいるという。

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【ウクライナ侵攻】

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