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再起への道を歩む力士が早くも関取復帰を視界に捉えた。29日に発表された大相撲秋場所(9月11日初日、東京・両国国技館)の新番付で、元大関・朝乃山(28)=高砂部屋=は西三段目22枚目から東幕下15枚目へ一気に番付を上げた。
「あの拍手は一生忘れない」
三段目優勝を果たした名古屋場所で、実力の違いを見せつけた朝乃山だが「まだ余裕はない。気を抜かずに頑張りたい」。不祥事による6場所出場停止処分を経て、復帰2場所目に臨む朝乃山の言葉の裏には、決意と覚悟があった。
60枚目まである幕下で、15枚目以内の力士は全勝すれば十両昇進の可能性がある。朝乃山は自らに言い聞かせるように語った。
「自分の相撲は左前みつをとって右を差す相撲。いかに本場所でできるかが課題です。しっかり前に出る相撲を取っていけば、本場所も勝てると思います。下がって投げたり、引いたり……そういう相撲はしないようにしたい。…
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