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牧阿佐美追悼公演 全役を国内ダンサーで 日本初の創作バレエ「飛鳥 ASUKA」

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牧阿佐美バレエ団の菊地研(左)と中川郁=内藤絵美撮影
牧阿佐美バレエ団の菊地研(左)と中川郁=内藤絵美撮影

 昨年10月に87歳で亡くなった牧阿佐美の追悼公演が9月3、4日に東京文化会館(東京・上野)で開かれる。演目は、牧阿佐美バレエ団創立60周年を記念して2016年に新制作された「飛鳥 ASUKA」。日本発の創作バレエに情熱を注いだ牧の薫陶を受け、主役を演じるダンサーの菊地研と中川郁に話を聞いた。

 同作は、牧の母である橘秋子が1957年に発表した創作バレエ「飛鳥物語」を、牧が新たな演出と振り付けによってよみがえらせた大作。美術監督は、牧と同じく昨年、文化勲章を受章した洋画家の絹谷幸二が務め、最新の映像技術を駆使して壮大な世界を作った。

 舞台は古代都市、飛鳥。芸術の象徴である竜神と、その妃に選ばれる舞女の春日野すがる乙女ら人間たちによる愛憎のドラマが展開する。

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