桂そうば企画、個性の“異種格闘技” 3日で15人登場、来月落語会

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落語会「まくあけ」を企画し、出演もする桂そうば=大阪市北区で2022年7月25日午後1時57分、谷口豪撮影
落語会「まくあけ」を企画し、出演もする桂そうば=大阪市北区で2022年7月25日午後1時57分、谷口豪撮影

 今年で入門17周年を迎える落語家、桂そうばが企画する落語会「まくあけ」が9月6~8日、大阪市北区の天満天神繁昌亭で開かれる。一門や所属事務所の垣根を越え、総勢15人の落語家が日替わりで高座に上がる予定。正統派だけでなく、新作派や爆笑派などさまざまなタイプの噺家(はなしか)を網羅した。そうばは「他では見られない座組みをそろえた。初めて落語を見る人にも面白い会になる」と話す。

 神戸大に入学して成り行きで落研に入り、卒業後は製薬大手に就職したが、「幸せになるために、やりたいことをする」と2年半で退職。2005年10月、桂ざこばに入門した。「餅屋問答」など滑稽(こっけい)噺が得意で、今月23日に開かれた「上方落語若手噺家グランプリ」の決勝に残るなど実力派だ。

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