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〇ヤクルト4―2巨人●(30日・京セラドーム大阪)
エースVS主砲。チームの看板を背負う者同士の誇りをかけた対決に球場が沸いた。そこに数々の記録もかかるとなれば、興奮はなおさらだ。
日本選手としては20年ぶりのシーズン50本塁打に王手をかけ、連続打席出塁、連続打数安打も継続中でプロ野球記録が視界に入っていた。そんな圧倒的な存在感を放つヤクルトの4番・村上宗隆と相対したのが巨人の先発・菅野智之。今季は7勝6敗だが、終盤に向けて調子を上げてきており、押しも押されもしないチームのエースだ。
最注目は一回2死一塁で相対した第1打席だった。初球、菅野が内角高めに152キロを投げ込むと、村上も積極的にバットを出す。高々と舞い上がった打球は、村上の少しだけ悔しそうな表情の先で捕手のミットに収まった。わずか1球で連続記録をストップさせる、願ってもない形で勢いを断ち切ることに成功した。
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