コシなし、濃いタレ…伊勢うどんを国無形文化財に 研究委発足

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伊勢市内などの飲食店で提供される伊勢うどん。店ごとに麺やタレの味わいは異なる=2021年12月14日午後0時58分、尾崎稔裕撮影
伊勢市内などの飲食店で提供される伊勢うどん。店ごとに麺やタレの味わいは異なる=2021年12月14日午後0時58分、尾崎稔裕撮影

 伊勢うどんの国登録無形民俗文化財指定を目指す三重県伊勢市のプロジェクトで、文化庁から指定を受けるための戦略本部となる「伊勢うどん調査研究委員会」が発足し、1日に同市役所で初会合が開かれた。学識経験者らで構成される同委員会は、文化庁に提出する必要な文書を2022年度末までに作成し、23~24年度の指定を目標とすることで合意した。

 委員会は、委員長に成田美代・三重大名誉教授(食生活学)、副委員長に中沢弥子・長野県立大食健康学科教授(食文化)が決まった。ほかのメンバーは石原壮一郎・伊勢うどん友の会会長(コラムニスト)▽堀哲次・県製麺協同組合理事長▽谷戸佑紀・皇学館大国史学科助教(近世史)▽門口実代・県総合博物館学芸員(民俗学)。

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