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思い出の写真や友人の連絡先、SNS(ネット交流サービス)のアカウントだけでなく、ネット上の金融商品も。今や私たちの生活に欠かせないスマートフォンやパソコンなどのデジタル機器には、個人情報や資産が詰まっている。自分が死んだ時、残された親族がこれらの「デジタル遺品」を取り出せなかったり、何が残っているのか分からなかったりする事態を避けるには……?
東京都内のワンルームのアパートに、10台以上のパソコンやモニターが所狭しと並んでいた。さいたま市で遺品整理業を営み、7月に「家族に感謝される終活整理術」(彩図社)を著した内藤久さんが、70代男性からの依頼で担当した現場だ。部屋の主だったのは男性の60代の弟。20年以上会っておらず、男性は弟がどんな仕事をしているか知らなかった。部屋に端末のログインパスワードを示すものはない。内藤さんが専門の業者に…
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