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岩手・九戸 ペット用癒やし箒(南部箒) 「心地よい顔見たい」 消費者の熱い声で開発

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一つずつ丁寧に箒を編んでいく高倉清勝さん=岩手県九戸村の高倉工芸で2022年7月28日、湯浅聖一撮影
一つずつ丁寧に箒を編んでいく高倉清勝さん=岩手県九戸村の高倉工芸で2022年7月28日、湯浅聖一撮影

 岩手県九戸村の伝統工芸「南部箒(ほうき)」。村で唯一、技術を継承する「高倉工芸」の箒は、実用性とデザイン性に優れていることから全国で根強いファンを持ち、村のふるさと納税の返礼品にもなっている。中でもユニークな商品が「ペット用癒やし箒」で、「ブラッシングが苦手なペットが気持ち良さそうな表情を浮かべた」と注目されている。

 九戸村などの県北地域では、昔から農閑期の副収入源として農家が箒を作っていた。その技術を後世に伝えようと高倉工芸の先代社長・高倉徳三郎さんが1960年代に改良を加え、産業に発展させたのが南部箒の始まりとされる。

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