クローズアップ四国

障害者雇用率、4県に差 特性理解が向上の鍵 継続できる環境づくりを /四国

  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷
四国電力の研修施設の清掃をする「よんでんプラス」の社員=高松市屋島西町で2022年8月19日午後2時44分、川原聖史撮影
四国電力の研修施設の清掃をする「よんでんプラス」の社員=高松市屋島西町で2022年8月19日午後2時44分、川原聖史撮影

 一定規模の民間企業で働く全国の障害者数は2021年末の厚生労働省の発表で、約60万人と過去最高を更新した。都道府県別の雇用率で高知県(2・55%)は全国8位だったが、香川県(2・14%)は43位。同じ四国でなぜ差が生まれているのか探った。【川原聖史】

 「ハローワークの障害者雇用を担当している職員だけでなく、別の部署の職員も法定雇用率を達成していない企業を訪問しています」。高知労働局の担当者は高い雇用率の背景を明かす。高知の雇用率は法定率(2・3%)を0・2ポイント以上上回る。別の部署の職員にも障害者雇用が進んでいる企業のノウハウなどを共有し、意識改革を図っているという。

 一方、香川労働局の担当者は雇用率が低い要因を「障害者を雇用している企業はあるが、法定雇用率以上に雇う企業が少ない」と話す。法定雇用率を達成している企業の割合は全国平均(47%)を上回る54・6%だが、雇用率は2・14%と全国平均(2・20%)を0・06ポイント下回ることからも裏付けられる。

この記事は有料記事です。

残り1089文字(全文1524文字)

あわせて読みたい

ニュース特集