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ウクライナ侵攻

ロシアによるウクライナへの軍事侵攻から1年。長期化する戦闘、大きく変化した国際社会の行方は……。

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握手拒否されたベラルーシ選手 全米テニスにもウクライナ侵攻の影

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テニスの全米オープンの女子シングルスで対戦後、ラケットでタッチするビクトリア・アザレンカ(左)とマルタ・コスチュク=ニューヨークで1日、ゲッティ共同
テニスの全米オープンの女子シングルスで対戦後、ラケットでタッチするビクトリア・アザレンカ(左)とマルタ・コスチュク=ニューヨークで1日、ゲッティ共同

 8月29日にニューヨークで開幕したテニスの4大大会最終戦の全米オープンに、第3戦のウィンブルドン選手権ではウクライナ侵攻を理由に除外されたロシア、ベラルーシ勢が復帰した。一方、依然侵攻は続き、両国選手の厳しい立場が改めて浮き彫りになった。

慈善イベント参加取りやめ

 女子で全豪オープン2度制覇のベラルーシ出身のビクトリア・アザレンカ(33)は1日のシングルス2回戦で勝利後、対戦したウクライナのマルタ・コスチュク(20)に握手を拒否された。

 代わりにラケットを差し出したコスチュクは「政府の行為を公に非難している選手を一人も知らない」と批判。アザレンカは「驚きはなかった。手を握ることを強制はできない」と淡々と受け止めた。

 アザレンカは開幕前にもウクライナ支援の慈善イベント参加が取りやめになった。ウクライナ勢から疑問視する声が上がったからで…

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【ウクライナ侵攻】

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