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本屋のない町に「ホント(本と)の出会い」を--。そんな思いを胸に、出雲崎町の石坂優さん(29)が本のある空間「蔵と書」をオープンした。築100年の土蔵を改装し、図書館機能も兼ね備える古書店だ。ここで人と本をつないできた石坂さんは「人と本をつなぎ、たくさんの人に支えられ、今ここで楽しく生きていることが奇跡です」と語る。【内藤陽】
石坂さんが、縁もゆかりのもない人口4000人あまりの出雲崎町に移住したのは2020年6月。知人のSNS(ネット交流サービス)で地域おこし協力隊の募集を見つけ、「本のある空間を創りたい」と応募した。
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