昭和・平成の「京都ニュース」末永く フィルム映像デジタル公開

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デジタル保存した「京都ニュース」の映像を披露する立命館大の矢野桂司教授(左)ら=京都市北区で2022年6月24日午後3時20分、千葉紀和撮影
デジタル保存した「京都ニュース」の映像を披露する立命館大の矢野桂司教授(左)ら=京都市北区で2022年6月24日午後3時20分、千葉紀和撮影

 昭和から平成にかけて京都市が制作し、映画館で本編の前に上映されたニュース映像「京都ニュース」のフィルムを、立命館大アート・リサーチセンター(京都市北区)がデジタル保存し、インターネットで一般公開を始めた。祇園祭など、伝統の祭事や季節の風物の移り変わりが、主にモノクロで収められた貴重な映像だ。【千葉紀和】

 京都ニュースは1956(昭和31)年~94(平成6)年に、市広報課が制作した。市政ニュース映像は他の自治体も制作しているが、草創期の一つとされる。1本のニュース映像は数分間で複数の話題を取り上げ、市内の映画館で流された。

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