政府サイトにサイバー攻撃か mixiも ロシア拠点ハッカー集団が示唆

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写真はイメージ=ゲッティ

 通信アプリ「テレグラム」で6日、ロシアを支援しているとされるハッカー集団「キルネット」を名乗るアカウントが日本政府のウェブサイトなどへのサイバー攻撃を示唆する内容を投稿した。

 投稿では、行政情報やオンライン申請などの窓口サービスを提供する日本政府のサイト「e-Gov」などのURLとともに、「キルネットのハッカーたちは日本の軍国主義に対する戦争を始めた」と書き込んだ。さらに日本の会員制交流サイト(SNS)「ミクシィ」の名前を挙げ、「日本で2番目に大きいソーシャルネットワークを使えなくした」とも投稿した。

 実際に政府系のインターネットサイトでは影響が広がった。「e―Gov」は6日午後4時半ごろから一時、つながりにくくなった。地方税ポータルシステム「eLTAX」(エルタックス)も接続しづらい状況が続いた。総務省は「インターネット回線に攻撃が加わった」としているが、キルネットによるものかどうかは分かっていない。

 SNS「ミクシィ」も日本時間6日午後6時54分ごろからサイトにつながらない状態となったが、午後8時45分ごろにおおむね回復した。同社広報は「原因が特定できていない。調査確認中だ」としている。

 キルネットはロシアを拠点とするハッカー集団とされ、ロイター通信によると、8月にはエストニアの政府や民間企業など200以上のウェブサイトを攻撃し、アクセスをブロックしたと主張した。【金子淳、松山文音、山口敦雄】

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