児童虐待、31年連続で最多更新 児相対応件数「心理的虐待」が6割

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児童虐待相談件数の推移と内訳
児童虐待相談件数の推移と内訳

 全国の児童相談所(児相)が、2021年度に児童虐待として対応した件数は20万7659件(速報値)で、1990年度の統計開始以来、31年連続で最多を更新した。相談内容別では、子どもの前で配偶者に暴力を振るう「面前DV(ドメスティックバイオレンス)」や子どもに暴言を吐くなど、身体的な虐待を伴わない「心理的虐待」が6割台に達し、全体を押し上げた。

 厚生労働省が全国225の児相に寄せられた件数を集計し、9日に発表した。全体の件数は20年度以降、高止まり傾向にあるものの、新型コロナウイルスの感染拡大による外出自粛や臨時休校などで、虐待が潜在化している可能性もある。厚労省は、児相の相談体制を強化する方針だ。

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