危険運転致死で18歳の「特定少年」起訴 名古屋地検、東海3県で初

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名古屋地検や名古屋高検が入る名古屋法務合同庁舎=井口慎太郎撮影
名古屋地検や名古屋高検が入る名古屋法務合同庁舎=井口慎太郎撮影

 名古屋市中川区で7月、赤信号を無視して交差点で自転車の男性をはねて死亡させたとして、名古屋地検は9日、同区の男子専門学生(18)を自動車運転処罰法違反(危険運転致死)で起訴した。4月施行の改正少年法は、18、19歳の「特定少年」について起訴段階での実名報道を解禁しており、地検は報道機関に氏名を公表した。東海3県で特定少年が起訴されるのは初めて。

 起訴状などによると、男子専門学生は7月23日午後11時ごろ、乗用車を運転し、信号が赤信号であることを約116メートル手前で確認していたのに無視して国道交差点に進入。乗用車を時速112~114キロに加速し、横断歩道を渡っていた自転車の男性(17)をはねて死亡させたとされる。地検は認否を明らかにしていない。

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