- ツイート
- みんなのツイートを見る
- シェア
- ブックマーク
- 保存
- メール
- リンク
- 印刷
「この心臓は僕の宝」。2018年5月、33歳の若さで亡くなった古川哲也さん(山口県下関市)の言葉だ。古川さんは慈愛あふれる発言を数多く残した。それを紡ごうと、家族が日めくりカレンダーにし、知人に配布した。
先天性の心臓病「単心房単心室」だった。二つずつある心房と心室が一つずつのため、血中酸素飽和度が低く、歩くだけで息切れする。だが、幼少期から笑顔あふれる彼の周りに…
この記事は有料記事です。
残り277文字(全文461文字)