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ウクライナ侵攻

ロシアによるウクライナへの軍事侵攻から1年。長期化する戦闘、大きく変化した国際社会の行方は……。

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学生に母国の味伝授 避難民のナタリヤさん、桐生大で交流 /群馬

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学生らにウクライナ料理を教えるクービック・ナタリヤさん(中央)=群馬県みどり市笠懸町の桐生大で2022年8月30日、大澤孝二撮影
学生らにウクライナ料理を教えるクービック・ナタリヤさん(中央)=群馬県みどり市笠懸町の桐生大で2022年8月30日、大澤孝二撮影

ボルシチなど4種

 ロシアのウクライナ侵攻を受け、ウクライナから桐生市在住の娘スウィータさん(45)を頼って3月に来日したクービック・ナタリヤさん(66)が、みどり市笠懸町の桐生大で、短大の学生12人に母国の料理を教えた。ナタリヤさんはレストランで料理長を務めたこともあり、キャベツやジャガイモなどを煮込む定番のボルシチなど4種類の作り方を紹介しながら、日本の若者と交流を深めた。

 出来上がった料理の食事会では、冒頭にウクライナ国歌が流れた。胸に手を当てながら涙ぐんだナタリヤさんは「言葉は通じなくても身ぶり手ぶりで一緒に料理が作れて楽しかった。料理を通じて日本の皆さんと心がつながることができてうれしい」と語った。

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【ウクライナ侵攻】

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