「命を全うして」 競走馬のサードキャリア支援求めバッグ製作

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ブレーヴステイブルのロゴがデザインされたバッグを手にする八重樫代表(右)と、牧場で暮らすゴールデンソウル=栃木県那須塩原市塩野崎で2022年9月5日午後0時16分、御園生枝里撮影
ブレーヴステイブルのロゴがデザインされたバッグを手にする八重樫代表(右)と、牧場で暮らすゴールデンソウル=栃木県那須塩原市塩野崎で2022年9月5日午後0時16分、御園生枝里撮影

 引退した競走馬などの動物が余生を過ごす牧場「ブレーヴステイブル」(栃木県那須塩原市塩野崎)がオリジナルのロゴをデザインしたバッグを製作した。売り上げは全て動物に必要な費用に充てる計画で、バッグを取り扱ってくれる店を探している。八重樫美織代表(47)は「馬と動物の余生牧場の存在を知ってもらい、支援していただけたらうれしい」と話している。

 ブレーヴステイブルは、競走馬に魅せられた八重樫代表が行き場のないスエヒロコマンダーを引き取ったことをきっかけに、2010年に開設した。牧場名の「ブレーヴ」は、凱旋門賞馬のダンシングブレーヴから名付けた愛猫の名から取り、「ステイブル」は英語で厩舎(きゅうしゃ)を意味する。16年に那須町から那須塩原市へ移転した。

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