夏の山岳遭難786人 過去2番目の多さ、行動制限緩和が影響か

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山開きを迎え、富士山の山頂写真を撮る登山者ら=富士山頂で2022年7月1日午前4時20分、西夏生撮影
山開きを迎え、富士山の山頂写真を撮る登山者ら=富士山頂で2022年7月1日午前4時20分、西夏生撮影

 7月と8月に全国で起きた山岳遭難は668件(前年同期比135件増)で、遭難者は786人(同189人増)だったことが13日、警察庁のまとめで分かった。いずれも1968年の統計開始以来、2番目に多い。担当者は「新型コロナウイルス禍の行動制限が緩和され、人出が増えたことが影響した可能性がある」と話している。

 山岳遭難の都道府県別では、長野の100件が最多。次いで静岡55件、富山50件だった。遭難者のうち死者・行方不明者は45人(同1人減)。態様別では「道迷い」と「転倒」が目立った。

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