iPS細胞から作った心筋シート、初の遠隔地移植 500キロ輸送

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写真はイメージ=ゲッティ
写真はイメージ=ゲッティ

 順天堂大病院と大阪大病院のチームは12日、人工多能性幹細胞(iPS細胞)から作った「心筋シート」を、大阪から約500キロ離れた東京に運び、重症心不全患者の心臓に移植する手術を行ったと明らかにした。大阪大で作ったシートを大阪大で移植した例はあるが、遠隔地に運んで移植したのは初めて。術後の経過は良好だという。

 安全性と有効性を検証する臨床試験の一環で実施した。順天堂大心臓血管外科の松下訓准教授は「シートは48時間以内に到着できる場所であれば輸送可能で、日本全国や世界の主要都市で移植できる可能性がある。この治療法が浸透するための第一歩となり、とても意義深い」と話している。

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