戦争宣伝担った幻の雑誌「上海文学」復刻 日本占領下で発刊

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日本占領下の中国・上海で出版された日本語文学誌「上海文学」の実物(上段)と復刻版(下段)=奈良市の奈良大学で2022年8月1日、宮川佐知子撮影
日本占領下の中国・上海で出版された日本語文学誌「上海文学」の実物(上段)と復刻版(下段)=奈良市の奈良大学で2022年8月1日、宮川佐知子撮影

 太平洋戦争中、日本占領下の中国・上海で戦時プロパガンダのため発刊された日本語文学誌「上海文学」が復刻された。中国では戦後、負の記憶として処分され、「幻の雑誌」とされてきたが、10年以上にわたり収集に努めた奈良大学の木田隆文教授(日本近代文学)が出版にこぎつけた。戦争への協力を強いられた文学者の複雑な心境がうかがえる貴重な資料となっている。

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